恐竜に代表される時代であった中生代が、およそ六五〇〇万年前に終わった。
そして新生代に入ると、哺乳類がいろいろな環境に適応して、生活の場を広げていった。
そのなかで、ゾウの仲間は、植物を食べて生活することに適応していった。
およそ三八〇〇万年前のゾウの祖先は体長が三メートル、肩までの高さが一メートル足らずの、胴長で短足の動物であった。
ゾウの祖先の化石を調べることによって、ゾウのからだがどのように進化してきたかがわかる。
たとえば、ゾウの臼歯は、昔は小さくコブ状であったが、今では大きな臼状の歯に進化している。
それはゾウの食料が植物であり、植物には硬い鉱物が含まれているため、歯が早くすり減ってしまうからである。



