こんな話があります(´・ω・`)

「ホント、私ってドジなの」退院後、ヤケドに至るプロセスを話した時、何人かの男たちが見せた反応が忘れられません。

「実はぼくもずっと昔、ヤケドしたことがあってさ、その時はね」彼らはちょっぴりうれしそうにとっておきの話を聞かせてくれたのです。

よかった、そそっかしいのは私だけじゃないんだ、となんだかホッとして、だが、いやいや待てよ、彼らの体験はうっかり程度だけれど、私のは問ぬけとしかいいようがないのに、ああ、男ってそうなのよね、ああいうあったかさがあるのよね、とあらためてまた男に友情を感じてしまった。

きっと彼らの想い出の引きだしには、ヤケド事件のほかにもふだんは喋らないユニークな話がいっぱい詰まっているのでしょう。

黙々として、与えられた仕事に打ち込む。

その仕事で将来、商売をしてやろうといった野心は毛頭なく、身についた技術で、立派に渡世できるようになった事実は、私たちに一つの示唆を与えます。

それは、私たちがはなはだ野心的で、それで独立して商売をしてやろうと思って仕事をしていれば、そのころ〈継電器の専門工場〉なるもので食っていけるかというか、考えてみる人もなかったころのことゆえ、継電器の仕事などに身がはいるはずもなく、したがって継電器技術が身につくはずもなかったからです。

世の中には、利巧に回ったつもりで、いつも挽があがらない人がよくあるが、この点"大賢は大愚に似たり"という言葉を、おおいに玩味すべきだと思われます。

★知恵を働かすために・・・

努力向上をするうえに必要なのは、知識よりも知恵です。

知識は、いわば倉庫の部品のようなものであって、それをストックしているだけでは役に立たず、組立て調整をしてこそ、はじめて製品としての働きをするものです。

学校時代には、とても成績がよかったのに、社会に出てからは、さっぱり仕事のできない人をときどき見かけますが、実社会では、知識だけではものの役に立たず、それを仕事のうえに活用できる人でなければ、大きな成功を収めることはできません。

知識よりも知恵を働かすには、科学的な手引きがあるそうです。

1.計画をたてる。

2.そのことについての知識(データ、図面なども)をできるだけ多く集め、その材料を取捨選択して判断する。

3.決断して実行する。

4.その結果を検討する。

結果が思わしくなければ、もう一度計画を立て直し、さらに知識を集め、実行、検討を繰り返します。

同じように努力するにしても、このように要領よく運ばねば、知恵もつかぬし、向上もはかばかしくないように思われます。

★創造力は訓練で磨き上げることが出来る

ものを考える、創意工夫をします。

どれだけ企業に幸いしているかわかりません。

よそと同じことをしていたのでは、競争には勝てないのです。

よそでつくっていないよい商品を創意工夫し、よそよりも進歩した近代経営を工夫していきます。

これこそ企業百年の繁栄をはかる最良の方策だそうです。

そのために企業は常に、創意工夫の豊かな人物を豊富に内に養っていなければならない。

経営者だけではなく、企業のあらゆる階層に充満しているのが望ましいでしょう。

創意工夫といえば、いかにも天才とか特殊な能力を必要とするように考えられますが、人はみな、この創造力という資質を一応、天から授かっているのであって、訓練によってその資質は磨き上げられていくのです。

自分の身のまわりや受持ちの仕事が、少しでもよくなるように工夫するということは、その気にさえなれば、誰にもできることであって、その資質を伸ばすいちばん手近で簡単な訓練であると言われています。

★「頭がよい」ととは・・・その2

人生の一日一日は、判断と決断の連続です。

地位が上がれば上がるほど、正しい判断と決断が要求され、またそれのできる人のみが、自分の地位の昇進、開発ができるのです。

学校の秀才、必ずしも社会で有能でない之の嘆きを聞く所以も、ここにあります。

この判断の力は、記憶のよい、いわゆるよい頭からは出ず、正しくものごとの判断のできる、本当の頭のよさから出てくるものです。

そして、この判断の力は、試練としつけでつくり上げることができる性質のものです。

だから生まれつき、いわゆる頭が悪いと思っている頭も、試練としつけで結構、本当によい頭にすることができるわけです。

近くに師が居るかたは幸運です。

★「頭がよい」ととは・・・その1
世間では、記憶のよい人を頭がよいと思い違いをしている傾向があります。

しかし、本当に頭がよいということは、これは正しいとか、よこしまなこととか、神の御心に添うかそうでないかを、正しく判断できる頭をこそ、そういうべきではないかと思います。

従来の学校教育は、いわゆる詰め込み主義で、暗記ものを主として教え、そしてその暗記もので試験をするのだから、記憶力のよい人が、学校の成績がよいに決まっています。

ところが、社会に出て必要なことは、ものごとの判断を正しくするということです。

★「無念無想」こだわらずに考えること
アメリカでは、禅の研究に際して「無念無想」を、「NOTHINKING」としているようですが、無念というのは"こだわらずに考える"ということだから、それではあり得ません。

のを考案したりするときには、ある程度までは書物など読まないし、よそで製品などは見ないという事も必要なようです。

そして、それまでの自分が持っているものを総動員して、とにかく考えること。

それを徹底的に繰り返し、ある程度まとまった時点で、参考に実施してみる。

それまでの学習は大事ですが、勉強のみにとらわれず、逆をやると言う発想が大事なようです。


★創造性の開発には〃情報遮断"も大切
創造性の開発のためには、ある時期においては情報を遮断することが大切です。

そして、企業として開発を決断したものは、まっしぐらにそれに打ち込むべきです。

もちろん、ある程度の大事な情報はキャッチしておかなければいけませんが、それは開発する人間がではなく、その情報について判断力なり、理解力なり、決断のできる人間がとらえなければなりません。

★運をつかむと言うこと

「運・鈍・根」という言葉がありますが、「鈍」と「根」がなければ、運はつかめません。

運をつかむには、いま流にいえば正確な未来予測"時代を先取りする"ことが必要です。

しかし、先駆者には先駆者の悲哀があり、いつの場合も時代に容れられず、抵抗と困難がついてまわります。

あまり賢すぎればできないことで、「鈍」がなければなりません。

それからいま一つ、いろんな批判に耐え、さらに抵抗や困難を排して、それをやり続けるには「根」が必要です。

いまの情報システムにしても、技術の自主開発とそれによる三つのジヤンボ・システムの開発、それをジャンボ・マーケットに育てあげる仕事は、やはり「鈍」と「根」がなければやれません。

★最悪の事態を想定して対応策を構想することの大切さ

ビクともしない心構えをつくる方法。

難問にぶつかったら一応、それが最悪の事態に陥ったと想定して、その場合の対応策を構想します。

最悪の結果に対して覚悟を決めるんです。

われとわが身を、わざとどん底の気持ちに、応沈せんとさせておいて、そこから全力をあげて起死回生の策を練るのです。

そうすると一応、覚悟ができているので、どんなことが起こってもビクともしないということになります。

そして、そのことの落着した地点は多分、最初に想定した最悪の事態よりもよいに決まっているので、それだけ幸いであるから、めでたし、めでたしということになります。

臼歯を大きくしたゾウは、さらに、後から押し出すように五回も生え変わる水平交換という歯の生え変わり方に変わった。

そして、六本の臼歯を一本一本順々に使うことで、植物を食べることによっておこる歯の摩耗にたえるよう進化したのである。

また、現在のゾウの頭の骨は、非常に特異な形をしている。

しかし、ゾウの祖先の頭の骨は、イヌやネコなどに似た形をしていた。

からだが大きくなり、鼻が伸び、臼歯の形が変化し、長い牙をもつようになるなどの進化に合わせて、頭も特異な形になっていった。

ゾウのからだが、このように大型化してきたことも、マンボウやナマケモノなどの変わった姿の動物も、そして、私たち人間のからだも、進化の産物なのである。

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